💸お金の使い方に失敗して得られるもの。

脳内メモ

かねりんです。

私が日々の生活の中で気付いたコト、学んだコト、ふとした気付きを、「脳内メモ」的に散文調で綴っていこうと思い立ったので、早速そうします。だらだら書かずにサクッと。

チャレンジってやつ

人間ってモトから「新しい行動、チャレンジ」しにくいようにできているようでして、反射的に抵抗する気持ちになるようです。

だからこそ人生ってのは、チャレンジができずに動けずにその場に居続ける人が多いんだとおもいますが、個人差があります。
チャレンジ精神の大小ってのは、お金の使い方にも表れます。

お金の使い方をみると、その人が人生でたくさんチャレンジする人かどうか見分けられます。

失敗するということ

ちょっと高い服やカバンを買おうか迷った挙げ句に買った物の、似合わずに1回も着ずに捨てたり。

いつもと違う物を買ったものの、結局合わずにゴミになったり。

1つ失敗すると、1つ幸せが増します。
1つ、今の自分に合わないことがわかります。

実体験の失敗

ぼくも先日、店員さんにそそのかされて10万円もする高価な服を買ってしまい、あまりにも奇抜すぎて見事に1回も着ていません。意味不明ですよね。
10万円って、ぼくにとってはかなりの大金です。

でも、それをサクッと買ってしまい、ゴミになってしまいました。

かなり残念な体験ですが、それ以来同じ失敗はしていませんし、
・この系統の服はヤバい
・こういう心理状態で買った服はヤバい

というコトを学んだわけです。

それと同時に、
・”奇抜”だけれども自分が着こなせる服と、奇抜すぎて自分には着こなせない服
・単に奇抜なだけの服と、洗練された奇抜さの服
・奇抜さは手段であり、何を表現したいかという目的の方が重要

といったことにも気付くことができました。

10万円！？高い！ムリ！
という反応をして居るだけでは、これらの事には僕は一生気付くことができないまま死んでいたかもしれません。

そう考えると、この得がたい経験値は「損」だったと言えるでしょうか？
まぁ、10万円は高いですけど。安くそれが手に入れば入るほどよいということになります。

ちなみにそれ以来、私はそのショップにはほとんど行かなくなりました。

並んでいる商品が、自分にとっては高すぎる事を思い知ったからです。

こういったことは、なかなか血肉としては学べない物です。
僕らは、映画マトリックスのように、何かスキルや経験をインストールすることはできないのです。高い代償でした。

話を戻しますと

1つの失敗をすると、同時に、いま何気なくやっていることが、実は自分にはよく合っているのだということに気付き、それが喜びに変わります。
（先の服の例で言うと、あぁ、今気に入って着ている服は結構自分には合ってるんだなとか。あぁこういう風に見えているんだな、とかいう視点が加わります）

人は、何もない”無”からは感動できないようにできていますよね。

"失敗"は、意外にも多くのことを教えてくれて、幸せを運んでくれます。

ともすると、何か失敗しないと、自分の今の状況や置かれている境遇が、幸せなのかどうかもわからなくなってしまいます。

人間って「慣れ」るので、慣れると感動はしなくなっていきます。
感動しないと人は幸せを感じづらいのでは無いかと思いますが、感動し続けるには行動を変容させる必要があります。

たくさんお金を使って失敗し、たくさん人生の選択をして失敗すると、幸せになるのかもしれません。

破産しない程度にね。
いや、別に破産したって、破産しない状況に対する幸せ感が得られるからいいかもしれない。

破産する経験ってのも、多くの人間はできない経験ですからね。
経験値爆上がりですね。

人間の心理って、アベコベで困ったものですね。

では、また今度！