今週のもくじ
1. 今週のひとこと(近況)
2. 今週のコラム
3. 今週のピックアップネタ
4.NFT国際情報局
5. ライフハック術
6. 書評のコーナー
7.かねりんラボコラム
8.MediaDAOコラム
9.かねりんから「喝」!
10. 今週のおすすめVoicy
1.今週のひとこと(近況)
▼先週は、吹雪のなか東北から東京に帰還してきました。
渋谷のトークイベントにリモート登壇するなどしてきました。
これを執筆中の今は、中部エリアを徘徊しております。
東京ばかりに引き籠もっていても新鮮な刺激が無くなってくるので、フラッと出掛けることもしばしばなライフスタイル。
▼「NFTは飽きた」
みなさんは、NFTをエンジョイしていますか?
最近、「飽きた」と言ってる人が多くなってきましたね。
ナゼ飽きてしまうのでしょうね?
黎明期ということもあり、まだまだ多様性が無いからだと思っています。
私は、「NFTの可能性のうち、まだ1%も発揮できていないので飽きるとか全然早いでしょ」と思っています。
でも彼らは言います。
「どのプロジェクトも似たようなモノばかりだし、似たようなコトばかり言っているから飽きた。」
まぁわかります。
だからこそ、まだこの世に無いものを産み出していきたいですよね。
今回取り上げるManifoldみたいなソフトを使えば、エンジニアで無くても面白い仕組みのNFTをサクッと作れたりします。
「自分はエンジニアじゃ無いから……」と、考える事にフタをしていませんか?
色々と、オープンに考えてみましょう。
いま流行しているNFTや、語られているNFTのセオリー論の類は、しょせん今だけのモノに過ぎないかもしれません。そうでなくても、後から見たら全体の一部に過ぎません。
ですから、「NFTとはこういうものだ!」と言い切れるようなものは、現時点ではありません。
今ここにあるのは、無限大の可能性だけです。
なので、「これこそが正解だ。自分達こそが正義だ。」みたいな言説は、全部ウソなので騙されないようにしましょう。
あのNFTの価値が上がっているのはナゼなのか?を、自分の頭で考えて冷静に分析できるようになりましょう。
物事は常に多面的に見る必要があり、そうしなければWeb3の分散的世界など夢のまた夢です。
一部分だけを見て熱狂しても、それは単なる視野狭窄による盲信です。
盲信では、自分も周囲も幸せにすることはありません。
▼さいきん僕の中では、「多様性」というテーマが色濃くなってきています。
日本という国では「一緒がアタリマエ」なのです。
しかし、12月初頭にパリに行って感じたことは、多民族国家では、「違うのがアタリマエ」なんだということに気がつきました。
その考えに立つと、あらゆる考え方や人との接し方が180度違ってきます。
日本では、皆と違う事をやっている人が目立つし、違う人を見ると、反射的に批判したり攻撃してしまう人が多いのだと思います。
皆と違う事をやっている集団の中であっても、更にその中で皆と違う行動を取る人は排斥されたりします。これは、構造的に避けられない心理な気がします。
チャレンジしている人ほど攻撃者の悪意に晒されることが多く、結果として多くのチャレンジャーは人知れず心を病み、攻撃者の思うつぼになるわけです。
しかし、攻撃してくる彼らも、実は大して悪意は無いのかも知れません。
「巨大な社会の歯車の一部が、巨大なシステム上の機能として、はみ出し者(エラー)を攻撃する。」
そして、はみ出し者(エラー)の心を病ませて、元居るべき「皆と一緒の場所」に引きずり込みます。
そして心を奪い、泥沼の安寧を与えるのです。
皆が大好きなSFによくありそうな設定は、実はリアルで起きているコトなのです。
攻撃してくる彼らもまた、巨大な歯車の一部に過ぎないのです。
もちろん、自分も歯車の一部に過ぎません。
そういうスケール感で物事を捉えることが出来たときには、余り目の前の人間関係の憂さに気を取られることがなくなる気がします。
人は、視野を広げれば広げるほど、より大きな存在の一部分なのだという気持ちになれればなれるほど、メンタルが安定するという研究結果があります。
ですので、視野を広げるということは、科学的にも理にかなった心がけです。
ぼくは、今年もチャレンジを続けていきます。
2.今週のコラム
今週のテーマは私の運営する「TwitterサークルとTwitterコミュニティ」について。
▼私のVoicyやTwitterを追っている人は知っていると思いますが、Twitterサークルをはじめました。
詳しくはツイートを見て下さいね。
150人の定員枠が半日で埋まってしまったので、現在はキャンセル待ちとなっています。
サークルに入ってみたい方はコメントで表明いただいていますが、すぐ流れてしまいますのですみませんが根気よく何度かコメントくださいませ。熱量高い人から優先で入れさせてもらってます。
これは実験的な取り組みですが、既に効果が出ています。
僕とフォロワーさん双方にとって、とても有益な空間になっていると共に、僕のTwitter全体のエンゲージが上がりました。
一旦Twitterサークルに入っても、アクティブじゃ無い人はすぐに削除させて頂いています。
そして、また入りたければいつでも入って頂けます。
アクティブか否かの判断指標は、「僕のツイートに対してどの程度反応があるか」で見させて頂いています。
入退場はほぼ機械的にやりますので他意はありません。悪しからずご了承下さい。
▼Twitterサークルのねらい。
私の知る限り、Twitterサークルという機能は殆ど活用されていません。
ややネタばれ的ですが、私がTwitterサークルに目を付けた理由と狙いについてお話しします。
ツイートって、基本的に流しそうめんみたいなものなんですよね。
次から次へと情報が流れて来てゴチャゴチャしています。
フォロワーの数は幻想だと思っています。フォローしていたとしても、殆どの人はしっかり見ていませんよね?
フォローする人の数を100人以内にキープしている人もいて、そう言う人は本当に見たい人だけフォローしているみたいな感じかもですね。
でも100人だとしても、自分のホーム画面に流れてくるツイートの量は大量なので、すぐにカオスになります。
発信者として自分の影響力を高めるためには、より多くの人に発信を見て貰う必要があります。
その方法は、
・フォロワーを増やす
・アテンションを強める(エンゲージを高める)
があります。
フォロワーを増やす方法は色々ハウツーが出ていますが、アテンションを強める方法についてはほとんど言及されていません。
エンゲージメントを高めるためには、例えば次のような方法があります。
①毎日決まった時間に投稿する
②有益な投稿をする
③FOMOを感じさせる(時間限定でトクする情報を出すなど。見逃したくない!と思わせる。)
①②は基本として、③は悪どいです。笑
暗号資産界隈だと、やりやすいですけどね。
で、今回僕は、ここに
④Twitterサークルを応用的に運用する
という選択肢を加えました。
Twitterサークルには、私は「かねりんの発信に対するエンゲージの高い人だけを入れる」という運用をします。
日頃から僕の発信に反応(いいね、RT、コメント)してくれる人は、一定数存在しています。
いつもスペースに入ってくれる人がいます。
Voicyのコメントを書いてくれたり、差し入れをしてくれる人がいます。
私はそう言う人のことを、意外と覚えています。
そう言う人を、サークルに登録して、その人達だけに向けた特別な発信をする。
という感じです。
特別にエンゲージの高い彼らを、「フォローしているだけで見てもいない一般のフォロワー」と区別してラベリングしておけることは、双方にとってwin-winです。
・彼らは、かねりんの発信をもっと見たい。
・私は、聞きたい人に聞いて欲しい情報をもっと出したい。
これは、win-winです。
この施策の良いところは、
・サークル内発信への③FOMOを感じさせることができ、
・サークルの外の公開発信へのエンゲージが上がる
ということです。
サークルの中に入りたい人は、当然、僕の日頃の一般ツイートに注目するようになります。
サークルをはじめてから、明らかに「通知オン」をして頂いている方の数が増えました。
全体のエンゲージが高まっています。
この運用を、出来る限り自動化したいと思っているので、何か良いお知恵のある方はDM下さい。
常にアクティブな人だけに入れ替えていく運用をしたいという感じです。
みなさんも、Twitterサークル試してみて下さいね。
>>Twitteサークル加入申請はこちらのツイート
>>Twitterコミュニティ「雑談NFT」はこちらか
▼かねりん日記(note)について
なお、私の本音や核心に近いモノを受信したい方は、かねりん日記(note)が最も濃い場所になっておりますので、オススメします。
月額制のマガジンでなので、意識が高くナイスな方々が毎月購読して下さっています。
価格が高いのは、フィルターに掛ける意味合いが強いです。
熱意のある人にだけ聞いて欲しい内容を出しています。
中には、私の活動支援のために課金して下さっている方もいて、本当に感謝感激です。
「すぐ金が儲かる情報」みたいな安っぽい情報は一切ございませんせんので、そういう期待はしないでください。
今回ですと、こんな記事を書いたりしました。
「ikehaya Pass」の躍進と「PAJI PASS 」に見る、日本市場の未熟さと、成功要因。今後のトレンドと、初心者への注意喚起に関して。
» https://note.com/kanerinx/n/n1f5f3b33bc95
3.今週のピックアップネタ
1月29日に、イケハヤ氏(@IHayato) が突如ローンチした「ikehaya Pass」。
恐らく本人はおふざけのつもりだったというテイで出したのでしょうが、彼が出すNFTがおふざけで終わるハズがありません。
想定通りに爆上がりし、OpenSea(24h)でトップになり国内外で大きな話題を呼んでいます。当初「no utility」を標榜してローンチしましたが、すぐに撤回して「ユーティリティを準備中である」旨が公表されました。
no utilityは建前として、投資家心理としては「何かあるはず」との期待感もあったことでしょう。
今後も断続的に様々なユーティリティを追加しつつ、ファンダを出し、流動性を上げて価値を高めて行く方向へ強かな運営をしていくものと推察します。
また、今回の事で日本の人にも大きく知れ渡ることになった話題のサービス「Manifold」についても、みなさん気になりますよね。
私が本件を敢えて取り上げるのは、注意喚起のためです。
あらゆる面で初心者の方は注意をした方が良くて、ヘタすると全財産を失うリスクがあります。
詳しくはこちらの連続33連ツイートにまとめておきましたので、ご一読ください。
ひとりでも多くの初心者の方に届けるため、RTしてくれたら嬉しいです。
要点を一言で言うと、「詐欺師に注意してね!焼かれないように注意してね!」です。
DYORで、一緒に頑張りましょう。
4.NFT国際情報局
※国際的NFT投資家Atoza氏(@TheNFTAsian)からの寄稿です。
ミームプロジェクトはボラティリティが高い
▼高い注目を集め、ポジティブな印象を与えるものには注意
こんにちは、NFT投資家のAtoza(アトザ)です。
前回のコラムを読んでくださった皆様、ありがとうございました!
肯定的なコメントをいただき、とても感謝しています。
本日は、前回ご紹介したプロジェクトのフォローアップと、最近の動向についてご説明します。前回のコラムをまだお読みになっていない方は、ぜひご覧になってみてください。
»関連記事:「豪雪の東北地方で温泉に入りながら考える、Web3時代の生き方」
前回紹介した3つのプロジェクトは、1週間でフロア価格が大きく変わりました。
①feetpix (@feetpixwtf):0.14ETH → 0.04 ETH (70%ダウン)
②The Pencil Case Project (@pencilcaseproj):0.035ETH→0.008ETH(77%ダウン)
③Checks (@jackbutcher):0.25ETH -> 0.65ETH (160%アップ)
この機会に、新規プロジェクトの価値は非常に変動しやすいという話をしたいと思います。新規プロジェクトはハイリスクですが、ハイリターンを得られる可能性もあります。
価格の下落はそのプロジェクトが良くないことを直接意味するわけではありませんが、プロジェクトのファウンダーは注目度と認知されることの重要性を理解していないかもしれません。
▼先週紹介した3つのプロジェクトの価格変動
①feetpix
足のミームを通して楽しんでいる強力なコミュニティが原動力となり、0.14ETH(ミントから77倍)の最高値を記録しました。
創設者のfeetpix (@feetpixwtf ) もミームの投稿が盛んで、足についての言葉を広めるようコミュニティに働きかけています。
このプロジェクトは、保有者に「$feetトークン」を配布すると発表し、最近になって多くの人がこのプロジェクトに買い付けた理由であるように思われます。
しかし、「$feetトークン」の配備に時間がかかりすぎ(1週間半以上)、一部の大口ホルダーは出来高の減少に焦り、NFTを売却することとなりました。
私は、価格がだいぶ下がったので、$feetトークンのローンチがすぐに発表されれば、また上がるはずだと思い、これらのNFTを保有し続けています。BAYCをはじめ、多くのブルーチップホルダーがこのNFTの大口ホルダーであることを私は知っています。
知らない人も多いかもしれませんが、$feetのエアドロップの量は「tier」に応じて決まります。Platinum tierが最も多く、次いでGold、Silver、Bronzeとなります。Platinumの供給量はかなり少ないので、取引量が戻れば価格はより早く上昇する可能性があります。
NFTプロジェクトは開発スピードが遅れると、取引量が減り価格が暴落する可能性があります。特にミームプロジェクトはその傾向が強いので、常に最新の情報を入手するようにしてください。
②The Pencil Case Project (@pencilcaseproj)
フリーミント(ファウンダーの購読者のみ)から0.055ETHの最高値を記録しました。創設者のGREG ISENBERG (@gregisenberg) はシリアルアントレプレナーでRedditのアドバイザーでもあります。
私は当初、創設者の経歴からこのプロジェクトに大きな期待を持っていました。しかし残念なことに、Web3の経験が乏しいプロジェクト創設者の多くは、きちんとしたものを作れず失敗しています。
このプロジェクトは、ローンチから数日間はDiscordのコミュニティがなく、プロジェクトの公式ツイッターでは、コミュニティのメンバーにDiscordを作ってほしいとツイートしていました。ホルダーが集まって一緒にプロジェクトを推進する場がなく、プロジェクトはコミュニティメンバーにコミュニティ作りを代行してもらうという大胆な行動に出たのです。
このツイートの後、このことに不満なホルダーがたくさん現れ、The Pencil Case Projectを売ってしまったのです。その後、価格がかなり下落しました。どういう理由でこのようなツイートをしたのかはわかりませんが、「Web3でのコミュニティ形成に無頓着なチーム」というネガティブなイメージをホルダーが抱いたことは確かです。
その後彼らは、コミュニティ・マネジャーに興味のある人を募集するツイートも投稿しました。NFTの経験者なら、コミュニティ・マネージャーの募集が理想的な方法でないことはわかると思います。なぜなら、信頼とは既存の内部のネットワークを基盤にしているからです。
彼らは、ここ数日でテレグラムチャンネルを立ち上げていますが、私はまだDiscordを見たことがありません。多くのNFTトレーダーはDiscordで最もアクティブに活動しています。テレグラムはほとんど存在感がないので、これは良い動きとは言えません。これは、チームがNFTのコミュニティに疎いという印象を与えてしまいます。
創設者の経歴は依然として素晴らしいものなので、彼がすぐにこれを上手に構築する方法を見つけ出すことを期待しますが、もしできなければ低価格ですので、多くのホルダーがコミュニティから離脱してしまうかもしれません。
③Checks (@jackbutcher)
価格は継続して上昇しています。
ファウンダーのJack Butcherは、深い哲学的思想を持つ先見の明のある人物です。
最初のミント価格は8ドル相当のETHで、これはTwitter Blueの購読料8ドル(認証チェックを受けるため)に、ちなんでいます。
その後、派生商品が大量に発売されました。これらの派生商品については、ジャックのツイッターで確認することができます。
通常、私はミントからしばらくしたらこれらをすべて売却していたと思いますが、私が100倍まで価格が上昇したものを保持している理由があります。彼の持っている深い哲学的思考がNFT空間では珍しいからです。
Checksの派生商品の大規模な上昇は、プロジェクトがより広いコミュニティから注目を集めるのに役立ち(取引量を引き上げ、価格を押し上げる)、一方でジャックのツイートはしばしば彼を哲学的な空想家として認識させていました。ジャックはこのプロジェクトについて記事を書いており、私はそれを、彼のオリジナルの画像ツイートから以下にテキストとして書き起こしました。
私が強調したいのは、買い手を惹きつけるために、NFT空間においては注目を集め、ポジティブなイメージを生み出すことはが重要だということです。
日本では、クリエイターやアーティストの人材が非常に豊富なため、NFTではアートのクオリティに焦点が当てられることが多いです。
しかし、日本発のNFTはアートは素晴らしいが、価格的に結局うまくいかないというものも多く見受けられます。
ここで、日本のクリエイターにインスピレーションを受けてほしい視点があります。素晴らしいアートを作ることに集中し、NFTで成功するためには、アートの枠を超えることが必要なのです。
ミームなどの目を引く要素を加えて、他の人が派生して楽しくなるような環境を作り、常に話題にしてもらいましょう。Twitterを積極的に活用し、活発に活動することで、クリエイターとしての好感度を上げなければなりません。
2021年後半に日本で生まれたNFTの1つで、日本のテレビの全国放送でも話題になった「Zombie Zoo」を例に考えてみましょう。(https://www.businessinsider.jp/post-253040)
8歳の子供の絵がOpenSea(https://opensea.io/collection/zombiezoo)で125ETHの出来高を記録したのは、それが世の中の他のNFTアートとあまりにも違っており、人々がそのことを話題に出すようになったからです。
また、若い子供がこの新興スペースで一生懸命にアートを作り、売っているということが心を揺さぶり、Steve Aokiのような大物アーティストがこれらのNFTをいくつか購入することに繋がったのです。
Checksに話を戻します。このアートワークは注目すべきものかもしれませんし、そうでないかもしれません。
インターネットの時代における所有権と著作者は、検証できることを前提にしています。
このコンセプトは、2009年にTwitterがアカウントの注目度を示すために、検証済みのチェックマークをインターフェイスに導入したことでインターネット文化の一部となりました。このチェックマークは通常、ジャーナリスト、政治家、スポーツ選手、アーティスト、有名人にのみ与えられるものだったのです。
名前の横に小さなチェックマークがつくことで、あなたの著名度が証明されます。あなたの言葉には重みがあり、あなたの意見はより情報に富み、あなたの功績は平均以上であることを証明しているのです。
ここ数カ月、このシンボルはTwitterの買収と、古い認証プロセスの廃止によって新たな状況に変わりました。
「チェックマーク」は、今や月額8ドルのサブスクリプションという障壁の背後にあるシンボルなのです。このシンボルは、言語や文化を超え、"ドル "と同じくらい普遍的なものです。
この作品 (Checks) の意図は、デジタル文化とコミュニケーションが支配するこの社会で、認証のプロセスが移り変わったという瞬間をとらえたことです。
以前はTwitterから与えられるバッジであった憧れのチェックマークは、今や単に所持者がそれを買う余裕があり、そのためにお金を払う準備ができていることを意味するシンボルになっています。
一人が認証されれば、誰もが認証される。
誰も注目されなければ、誰もが注目される。
中央政府に頼らないデジタル認証システムに移行すると、芸術作品の真正性、アイデアの発端、インターネット文化のカタログ化など、すべてがデジタル契約とトークンを介して実現し、その出所は何十万もの分散型ノードによって検証されるのです。
Checksは、インターネット時代における所有権と著作権の概念に挑戦するために設計された、表現のための無限のキャンバスです。
ある視点から見れば、現代アーティストに敬意を表しており、別の視点から見れば、史上最も有名な肖像画を照合し、はたまた別の視点から見れば、1週間前のニッチなインターネットミームを照合することができます。
それが今、私たちの手元にあるのです。
「Don’t trust — check.」(信用せず、調べましょう。)
▼最後に
Checksは、「バーンメカニズム」を備えた最も初期の「オープン・エディションNFT」の1つで、ミントした人たちに大金をもたらし、類似プロジェクトの波を牽引しました。
オープン・エディションとは、限られた時間内に誰でもミントすることができ、供給量に上限がありません。ミントが止まると供給量が固定されます。
バーンメカニズムとは、NFTをバーンして別のNFTをミントすることです。別のNFTを得るために複数のNFTを燃やす必要がある場合、2つ目のNFTは供給量が少なくなり、元のNFTはデフレになる可能性がある。どちらも、持続的な需要があれば、価格の上昇につながる可能性があります(必ずしもそうなるとは限りません)。
次回のコラムでは、最近の波の中で、NFTの価格が高騰することが多い「オープンエディション」の代表的な「バーンメカニズム搭載NFT」を紹介します。
私のTwitterメインアカウント (@TheNFTAsian) と日本語アカウント (@TheNFTAsian_JP) のフォローをお待ちしています。
それでは次回またお会いしましょう。Atozaでした!
5.ライフハック術
※かねりんが実際にやっているライフハックを紹介するコーナー。
▼Hollyland Lark C1(29,000円)(←クリックすると商品ページに飛びます)
ノイズキャンセリング機能が優秀な、ワイヤレスマイクです。
知人が使っているのを見て大変優秀な性能だったので早速買って使ってみました。
まだ使用歴浅いですが、様々な騒音環境下で、私の手持ちのマイク4個ほどと収録比較をしてみましたが大変優秀でした。(最近のVoicyで度々使っています)
しばらくは、Voicyもこのマイクを使って収録しようと思っています。
Voicyって独自のノイキャンが効いているので外部マイクとの相性難しいのですが、テストしたところよさそうでしたので。
音質の変化を聞いて貰って、いいなとおもったら是非買って使ってみて下さい。
これ、Goodポイントのひとつは、マイクなんだけどスピーカーを塞がないことですね。
つまり、音の出力はスピーカーなり他のイヤホンで出しつつ、マイク入力だけをこのマイクからの入力にすることができるわけです。
iOS用(Lightning)、Android用(USB-C)、カメラ用(3.5mmジャック)のラインナップがあります。
3.5mmジャックのものは、ステレオ入力対応の挙動を確認しました。
iOSのものもステレオ対応と書かれていましたが、どうもモノラルっぽい気がします。
つまりマイクが2個あり、Aが左、Bが右となるならステレオなんですが、どうもモノラルです。
まぁそれでも全然いいんですけどね、というかそう言う用途が使えれば問題無い。
TwitterスペースやVoicyとかで、2人で話す時にはマイクを1個ずつつけたらいい。
あとは、ライブ配信用途で重宝しますね。
絶対に対談なんかしねぇよ!っていう人は、マイク1本のモデルでいいでしょうな。
1万円くらい安くなりますよ。
コンパクトで持ち運びラクで接続もケースから出すだけで自動的にペアリングが完了して録音可能状態になるのが優秀。
8時間連続稼働とか書いてあったけど、それはウソくさい。今度検証してみますが。
無駄な手間コストがかからないコトがとてもヨキですね。
ちなみに私、先日別のワイヤレスマイクを買ったばかりなんですよね。
とあるYouTuberさんが胸に付けていたのがRODEのワイヤレスマイクでした。
YouTuberの間でもとても有名なモノですね。
こちら即買いしましたのですがが、どうも使い勝手が悪すぎて即ゴミ箱行きでした。ブチ切れて投げ捨てた。
ちなみに、ゴミ箱行きになったのは、この子です。
RODE Wireless GO II(←クリックすると商品ページに飛びます)
これ、4万5000円もするんですよね。
高すぎる。今回の製品のほうが断然良いです。
6.書評のコーナー
※オススメの書籍やアニメ、ドラマなどを紹介するコーナー。
[書籍]>>日本語の作文技術(←クリックすると商品ページに飛びます)
▼この本は、日本語の文章を「わかりやすく書く」ための具体的な技術をわかりやすく解説しているベストセラーで、良書です。
小難しい文法論を語った本ではありません。
文法の正しさと、日本語としてのわかりやすさには何の関係もありません。
「言いたい事を、誤解無く、わかりやすく伝える」ための技術を身につけることができる本です。
▼その昔、この本を何冊も買って身近な人に配りまくっていました。
最近のぶめいさんが出した「Web3.0の教科書」は、Web3のことを知りたい人が現れたときに「とりあえずこれ読んで~」と紹介できる内容になっていて有りがたく重宝させて頂こうと思っているのですが、用途としてはそれと似たような感じです。
つまり、日本語の文章がどうもわかりにくい人が現れたときに、「この本どうぞー。」と渡していました。
イヤミでは無く、本当に切実な問題なのですね。
こんな1冊の本で、誤解されずわかりやすい文章が書けるようになるなら、安いものです。
NFTの界隈では、みんな発信されている人が多いですから、わかりやすい文章を書くことに長けた人がそもそも多いです。
だからこんな本いらねぇよって感じかもしれません。
それでも、みなさんの周りでお困りの方がいましたら是非どうぞオススメしてあげて下さい。
▼実はこの本は、50年近く前の本でして、文字が小さくて読みにくかったのです。
しかし数年前になって新装版が出て文字の大きさとかフォントが現代っぽくなりまして、とても読みやすくなりました。
コンパクトな本なので、サクッとすぐ読めてしまいます。
忙しい方は、半分まで読むだけでも学びがあると思います。
「第四章 句読点のうちかた」まで読むだけでも、即効性のあるテクニックを学べます。
ぜひお手にとってみてください~。
7.かねりんラボコラム
※有料コミュニティ「かねりんラボ」の活動を一部ご紹介するコーナー。(ラボメンバーからの寄稿)
▼かねりんラボ「クリエイティブグループ」
音楽やアートなど、アニメ/ゲームに捉われず、クリエイター全般を応援するために発足したグループです。
▼現在の主な活動
①AIを使用して音楽制作
②楽曲制作
③アバター作成
④ワールド作成
⑤ジェネラティブ作成
①AIを使用しての音楽制作は、
・muber(@mubertapp)
・SOUNDRAW(@soundraw_jp)
を使用しています。
①と②の制作活動は異なります。
②の楽曲制作はオンラインで一つの楽曲をみんなでそれぞれ録音し、コーラス、楽器なども録音して全てオンラインで完結する合唱を作成しています。
アバター作成会、ワールド作成会は評判も良く、毎回新しいメンバーが参加しています。クラスターで使用できるアバター、ワールドですね。
ジェネラティブ作成会は最近始めたもので、エンジニアのような体験をすることができます。
以上のように、幅広くクリエイティブな活動を行っています!
クリエイティブグループは、時代の針を先に進める未来のクリエイターを大大大募集中です!
一緒に未来をクリエイトしましょう!
8.MediaDAOコラム
※無料コミュニティ「MediaDAO」の活動を一部ご紹介するコーナー。(MediaDAOメンバーからの寄稿)
▼下山してでも参加したいVR部
MediaDAO VR部は、毎日22時から1時間(長くても2時間)活動しています!
「毎日」というのがポイントです。入りたい時にVRに入れる環境を作っています。
本題に戻ります。
「下山しても参加したいVR部」について。
先週山に住んでいて電波の悪い方が、車で下山してVRChatに入ってきてくれました!わかりやすくその方を「Mさん」として話を進めます。
MさんはいつもVRに参加していたのですが、電波が悪くて話せない状態がしばらく続いていました。VRの魅力に取り憑かれていたMさん。10年に1度と言われていた大寒波の日に、標高1,200m (スカイツリー2つ分)の山から下山して駐車場でVR部の活動に参加していました。
そこまでしてでも「参加したい」と思わせるだけで、VRChatの魅力がどれほどのものかわかると思います。
VR部の活動が終了する時、Mさんは「これから30分かけて家に戻ります」と言っていました。
このコラムを読んでいる方は、何がそこまで面白いのかわからないと思います。
体験してみないと、面白さは絶対にわかりません。
NFTを購入する前に、「デジタルのアートに価値がつくとか意味わからんw」と言ってる人と同じです。
つまらなければ、1回入って終わればいいだけです。準備にかかるのは約1時間くらい。体験も1時間くらい。2時間あれば体験可能です!
「VRゴーグル無いから入れない」と思っている方も多いと思いますが、実はPC単体で入ることも可能です!
VRゴーグルのレンタルなどもあるので、PC単体でVRChatに入る方法と併せて、今後のコラムで紹介していきたいと思っています!
興味のある方は是非!
▼かねりんからコメント
下山ウケますねw 実際、ボクもゴーグルでのVRはまだニガテで、PCからテキトーに繋いで徘徊しています。それでも何となくイメージは沸くので、オススメです。最初、色々教えて貰うのがいいですよ。
9.かねりんから「喝」!
※一歩を踏み出す勇気が出ないあなたに、かねりんから「喝」を贈るコーナー。
痛みを伴わずに、人生を変えられると思うなYO!
あなたの人生がしみったれてるのは、チャレンジをせず、血まみれにもならず、いつまでもぬるま湯に浸かっているからだ。
「人生を変える」ことなんて、一度壁の外に出てしまえば、なんてことのない小さな段差。
でも、壁の内側にいる人達にとっては、超えられそうも無い高い壁に見えるかもしれないね。
人は皆、失うことを恐れるが、変わらないことによって失っているいわゆる機会損失が無限に存在することを無視しているんじゃないかな。
僕には、足元の小石ばかりみて、全宇宙を無視しているような生き方に見える。
実につまらないものだよ。
「血まみれになり、ズタズタになり、一度死んで、生まれ変わる」くらいの勇気を使わなければ、その壁はいつまでも越えられはしない。
"破天荒"をナメんなYO!
変わりたければ、今すぐやればいい。
しみったれていたけりゃ、ずっとそのままそこでグチャグチャ言ってろYO。
以上です。
キラキラな人生を送っているように見える人ほど、その1000倍、裏ではドロドロのクソみたいな苦労をしているものだと思います。
ドロドロしましょう!
Good Luck!!
10.今週のおすすめVoicy
※先週1週間のVoicyの中からオススメの放送をピックアップ。
【Web3のトラストラスって幻想ですよね】
https://voicy.jp/channel/2534/463088(1月28日配信)
「Web3はトラストレスだ!」というのがスローガンのように語られていますが・・・果たして本当でしょうコード
コードが読めない非エンジニアは、結局エンジニアなり他のコード監査機関のことをトラストしていますよね。それって今までと変わらなくないですか?
あなたはどう思いますか。
かねりん関連リンク集
発行:かねりん